みんな坪単価ていうけど、どこまで含まれるの?
 夢のマイホームを欲しいと思ってあれこれ膨らむけど、坪単価29万円とか書いてあるのをみるるよね。これって、本当にこの金額で建てられるのかな〜って思う人って多いかもしれないよね。
 坪単価は、あくまで本体標準工事費用なので、その他実際に住めるところまでは様々な諸費用や外溝、税金、オプショナルなど考えておかなければならないよ。

 敷地の形状・道路からの高低差などによって付帯工事費も大きく変わります。

 家づくりの費用には、本体工事費、別途工事費、諸費用に大きく分けられます。

費用の内訳って?




本体工事費

塗装工事 左官・吹付工事
基礎工事 仮設工事
木工事 内装工事
屋根工事 雑工事
金属工事 電気工事
金属製建具工事 給排水衛生工事
木製建具工事 給湯工事
石・タイル工事 ガス工事
諸経費
付帯工事費
屋外給排水工事費 杭工事費
屋外ガス工事費 運搬費
屋外電気工事費 浄化槽
地盤改良工事費
別途工事費
解体工事 照明器具
外構工事 インテリア関係
植栽 家具関係
空調工事 水道分担金と工事費
諸費用
工事関係 設計料 工事契約の印紙代
確認申請料 近隣挨拶
地鎮祭・上棟式費用
職人茶菓子代
登記簿
ローン
印紙代 融資手数料
抵当権設定登記 保証料
団体信用生命保険 火災保険
地震保険
入居後の税金 不動産取得税
表示登記・所有権保存登記
入居後にかかる費用 仲介手数料 保証金・礼金
仮住まいの賃貸料 ゴミ処分費
引越し代
追加工事費
契約後発生する変更・追加工事費。
うわ〜っ、いっぱいあるのね〜。住宅の費用ってわかりにくくな〜い。
総予算を把握していないと、後でとんでもないことになることだってあるんだ。それと、建てた後からの光熱費や耐久年数・安全性・廃棄・性能・機能だって考えないと数十年経ってから更なる費用が掛かることだってあるんだよ。初期の値段だけを考えては絶対ダメなんだよ!
そうよね。廃棄は考えないとね。分別ゴミも厳しくなっているから住宅ならもっと大変。ただで捨てられないもん。それと、死んだら家をあの世に持っていけないものね。
んっ。。。。住宅の耐久年数が永いヨーロッパやアメリカでは次世代に残すものって考えてるんだよ。それと、海外では30年経とうが50年経とうが資産価値は落ちないので資産としても価値が下がりにくいものとして認められているんだよね〜。そうそう、自分が永年住んでいる住宅でも家族構成や年を取ってくると温度差の感覚も変わるし、おトイレや使い勝手だって考えなければならないよね。見た目だけに囚われると一生後悔しなければならないこともあるので十分考えたほうが良いよ。
へェ〜。でもさ〜、ここは日本だからね。でも、いっぱい考えることって多いよね。私は夢のシステムキッチンだけは外せないのよ。。。
いろんなことを考えるから楽しいよね。夢広がるし。でも、安い買い物じゃないし一生に一度なら真剣に考えないといけないでしょ。ヨーロッパではエコロジーが盛んなんだけど、これって本当は住んでいる環境が安心になったり、最初は高くても結局、トータルで考えて安いから広がってるんだよ。泣くも笑うも後先自分だから本質を知らないと損するよ。いいところは学ばばないとモッタイないってば〜っ。
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