ハーブで虫除け、虫対策  2010年今年の虫刺され3%に激減!対象の虫(蚊・アブ・ノミ・アリ)

  場所 大分県 農薬を極端に少なくした琉球畳素材の契約栽培地

         日時 2010年7月2日〜7月4日 雨のち曇り、ときどき晴れ 1日曇り、2日雨 3日午前くもり午後雨

         温度 日中 30℃ 夜 24℃
  2007年〜2010年琉球畳契約栽培の草取りに来ておりますが、いつも悩まされるのが強力な虫達。体を約100箇所刺されることもしばしばで、これが大変苦労しておりました。といって化学的な殺虫剤をまいては意味もなくなってしまいます。
農薬を極端に減らした琉球畳の契約栽培、専用の畑では、自ら草取りを行いことで実現していることから虫対策に望みました。
できれば虫を寄せ付けなく自然の力によってできないかと考えておりました。
都会の虫とは違い強力な虫達です。市販のものでは効果が限定されてしまい効き目もない虫もいて困っておりました。

自然は自然によって殺すのではなく寄せ付けないことによってすみわけが出来ます。


ハーブから出来た精油のシトロネラの成分であるシトロネラールを中心としたハーブエキスを調合して、今回のヒノキ、レモングラス、ユウカリ、ets、と弊社の害虫忌避剤を融合して作りました。

効き目は昨年まで100箇所刺されていた虫刺されも、油断して吹き付けなかった3箇所のみと効果覿面でした。
ハーブから出来た精油は蒸留器 によって農産物のハーブから抽出され古代から利用されておりました。
室内での利用は気おつけなくてはならずエッセンシャルオイルとはいわれるものの揮発有機化合物よりシックハウスの原因に成りえます。ヨーロッパではアロマオイルの国家試験があるほどです。


自然のハーブの虫除けの良い点は、
 ・ アロマの香で癒される。
 ・ べとつかない。
 ・ 汗の臭いが軽減される。(レモン系の香が汗と合う)
 ・ 費用がお安い。

自然のハーブの虫除けの弱点は、

 ・ 汗で流れる。
 ・ 効果時間が短い(3時間くらい)
 ・ 安いものを選ぶと活性剤や化学薬剤を入れているものや防腐剤などが入る。(肌が荒れることの懸念)
 ・ 室内ではシックハウスの原因になりえる。人によって各素材の好き嫌いがあり感じ方が違う。

総評

市販される虫除けではある程度の虫の種類が限定され効果が得にくかったが、今回のハーブ剤では効果が認められました。

裏話

いつも、背中50箇所、手足40箇所、顔と首10箇所くらい虫に指されておりました。ですが、今回はハーブオイルでほぼ解決でき、農家さんの奥さんにも喜ばれ是非、送って欲しいと頼まれました。嬉しかったのは沢山の汗をかくことからシトラスレモン系のハーブのり香は抗菌作用で汗の臭い押さ軽減してくれます。もし、ガーデニングではハーブを植えて製油を作るのもよし、香りも楽しむのよしと色々挑戦してみたいと思いました。

ハーブの虫除けの作り方

 原材料を手に入れる

  1、原材料であるハーブオイルを手に入れる。ネットで手に入るので無農薬栽培ものや確かな製品を扱うお店で入手する。
    (ハーブはシトロネラやレモングラス、ミント、ユーカリなどは虫除けになる。自分の好きな香もよし)

  2、精製水や煮沸した水または飲料水

  3、アルコール (エタノール)

  4、スプレー付きのボトルで1リットルの容器を

 混ぜ方

  1、アルコール10ccくらいにハーブオイルを数的づつ入れる。水に直接入れると成分が壊れたり混ざりにくいことから行う。
     私は外用に各ハーブオイルを5滴〜10滴くらいを目安に入れています。

  2、1、を精製水1000ccをボトル(1リットル以上の容器)に入れてよくかき混ぜます。3分くらい〜5分くらい。

  3、出来上がった虫除けハーブ液を肌でテストを行いアレルギー反応を見てください。気分が悪くなったときは直ちに使用
    をやめてください。
    室内で散布するとシックハウスになる可能性がありますので、責任は負いかねますのでよく考えてお使い下さい。
    ハーブオイルを多く増やしますと虫除け効果は上がりますが、人体の影響やアレルギー疾患の問題もあることを認識しましょう。

  4、散布するときは必ずボトルを振って液剤を混ぜてから使用し、周りに人や物がないか気をつけて使用したらいいですね

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