4、    本来、カビは怖くはない。 (アレルギー環境整備)

昔、日本の住んでいる人たちはカビを上手に使っていました、数百年も昔の頃から酒や味噌、しょう油などを自然な生活の中から学び、多くの失敗の中から重ね合わせて、多くの経験から現在の清酒、しょうちゅう、みそ、かつお節、しょう油ができるようになりました。その基本的な気象、風土条件が合わさり、湿気の多い環境が発酵という日本独自の技術を発展させたのです。また、ヨ―ロッパにおいても、チーズやワインなどもヨーロッパ独自の技術を発展させたものです。カビの、毒素を有するものや、発ガン性などの恐ろしいカビはすべての種類の代表ではありません。コウジカビを用いて製造した食品はすべて自然食品で健康増進に役立っているのです。

建物においては、京都や奈良の古いお寺がヒノキ・ヒバ・クリの木を使うことで800年も健在な建物があります。風通しを良くし、ヒノキ・ヒバなどを使う事によりシロアリを寄せつけず、組み木により修復を容易にし、日本の風土に合った建物は、現在にも通用する最先端技術なのです。そのお寺を建てた頃はシックハウスという問題もありませんし、アレルギー問題も深刻ではなかったのです。極論を言えば、古い、危ないと、なにかを(畳)無くすという考えではいろんな問題が出てきて当然なのではないでしょうか?アレルギーにおいても万能商品・万能薬品はありません。

一般住宅化学薬剤を使用した

その良い面、悪い面を認識し、上手に使うことがアレルギー環境整備に役立ちます。










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