弊社は長年に渡って安心できる畳や住環境について研究してきました。また、弊社の製品を真似する製品も多く出ることで新たな問題も発生していることがあります。その背景やデータを踏まえて弊社では新たに安心できる畳について研究が進みつつあることから報告します。また、研究から工業的建材、化学的な畳だから安心というような「これを使ったら安全」ということはなく、それら素材を使う技術者・職人の知識やデータ収集、研究、実証、検証が無ければどの素材を使っても問題が発生することがあります。このページをお読みになって有機栽培畳は危険など思われないようにお願いします。健康素材といわれるものの定義ははっきりしておらず、自然素材をどのように使うなどの研究が無ければ逆に悪影響があります。
検証地 神奈川県(山岳部や海などのない平地・近隣50メートル以内に川がある)
2007年10月15日 晴天 気温26℃
2007年10月神奈川県により弊社へ畳から害虫が発生して困っているという相談がありました。
・ 3年前2004年7月に新築を購入し、その際にアレルギー・アトピーに聞くという謳い文句の無農薬、有機栽培畳を購入をした。(弊社以外の畳を購入)
・ その後、まもなく小さな虫が畳の部屋から発生し、今年は数十匹の小さな虫が畳の上や壁面を歩き、空を飛んでいるものがあり、気持ち悪くなり畳の部屋に入ることが出来なくなった。
・ 家には小さな子供がおりアトピ性皮膚炎があることから虫によって噛まれたり、アレルギーなど悪化される心配など困っている。
業者よりアトピー・アレルギー用畳という謳い文句の畳を新築時5月に購入。2年後、畳部屋から不快害虫
であるシバンムシが大量発生し、畳部屋での生活が出来なくなった。弊社へ依頼から害虫駆除を行った
ことから畳の検証を行った。
近年、アレルギー対策やアトピー対策として増えており、それに伴う問題点も多い。アレルギーやアトピー
に効くという表示は薬事法違反になるが、業者によるこの表示や謳い文句は後をたたない。
畳は畳表は国産、農薬散布を減らした栽培方法の畳表(ござ)と芯材は熱風乾燥を施した稲藁床使用。
畳裏には麻シートを施している。
縁部下側にはビニール素材を使っている。 畳表を開いてみると防虫対策が施していないのが見える。
これは、ダニやシバンムシに対しても未防備であることから、安全性の高い素材を使ったとしてもアレルギー対策とは程遠いと思われる。
2階の畳であるが畳の水分高めであるが初期段階(搬入時)から高いと見れる。
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畳を起こし横側に付着したシバンムシ
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畳の下の床面にびっしり歩き回るシバンムシ。
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壁面に付着する写真。
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- 畳は有機栽培素材といわれる畳を使っているが害虫対策が施されていなかったためシバンムシが発生した。
- この畳は畳床素材に熱風乾燥を施しているが、製造工場によるシバンムシの汚染が予想されことから熱風乾燥はシバンムシ対策の決定打にはならない。(熱風乾燥は畳床製造工場でよく行われる加工)
- 有機素材はあくまで自然素材であるからには害虫対策は必要であるが、畳業界で使われる防虫加工は農薬や化学素材が大半であることから、有機素材などに化学防虫を施すと意味がなくなってしまう。また、自然素材の防虫対策でも自然成分の揮発性を用いるものが多く、アレルギーを要因なることが懸念される。
- この畳は有機素材を使っているということであるが、害虫対策などは一切行われておらず、害虫発生など多くの問題点がある。
- この畳は、製造時以前からシバンムシが混入していることが予想され、企画した会社や製造する畳業者の知識が少なく問題点がある。
化学薬品を使わない害虫駆除・害虫防除や住環境測定を行っております。(行ける範囲があります。)
害虫対策には研究を行っており、自然素材のみで作られる防虫対策シートを開発を行い弊社の畳に利用しています。シートの詳細はこちら。
業界初のなどがあります。
稲藁 あんしん畳
針葉樹炭稲藁 あんしん畳 日本住宅新聞社にて紹介されました。
オーガニック匠たたみ 日本経済新聞社ウェブサイト 『世の快い絶品・秀でた物』として紹介されました。
こちらの製品はオリジナルですので、他店では一切お求めになれませんのでご注意下さい。防虫対策を特別に施した稲藁の製品です。
たたみルーム (有)健康畳植田
お問い合わせ 健康畳植田ネット事業部 電話番号 045−301−1815 FAX 045−304−3226
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