ヨーロッパ バウビオロギー建築(エコロジー建築・エコ住宅)と日本建築



  ヨーロッパで広がるバウビオロギーのエコロジー的考えはヨーロッパではすでに一般的な考え方になっています。また、日本のようなハウスメーカが主流ではないヨーロッパ建築では、地域に根付いたデザインや環境の考え、地域性の違いも手伝って地域の専門家達が集まるエコロジー集団(専門家である職人)によって勧められている。日本と違って建築家の役目はあくまでサポータ的役割であるが、住宅を建てるお施主(住宅購入者)の利益や健康、環境への付加について、各専門家(職人)とお施主、建築家の3者合同によって何回も打ち合わせを行う。日本の場合のように出来上がった住宅を購入するのではなく、住宅建物を資産と考えるヨーロッパでは一生に一度(ヨーロッパの併給住宅年数は最程度も100年以上、日本は20年から30年)と考えるだけに何世代も住む家であるからこそ精密考えの上で進められます。
建築にまつわる不透明な資金の流れではなく、あくまで木材1本、購入後のエネルギー(光熱費等)などれだけ下げられるか、いわいるゼロエネルギー住宅であるが、お施主にわかるようにすべて数値化し計算されていす。また、建築を立てる前から建築中、入居後100年までお施主の利益と健康、環境負荷、廃棄時というように優先的に考えられているこは素晴らしいと思われます。ヨーロッパでは専門家である職人の知識は技術面だけではなく環境やエネルギー、素材、システム上の問題などの専門家として研究されているからこそレベルの高い建築の考え方ができると考えられており実績を上げています。日本の職人の場合、手作りや手による技術を重視するあまりにエレクトロニクスを取り入れ、研究データを科学的に持ち、研究、実践ている人は少ない背景があります。住宅建築内での化学的な素材を多用するのではなくオーガニック素材や自然素材をいかに安全かつ効果的に利用できるかが重要と考えています。そのことにより素材の生産時の環境負荷を無くすと考えられ実践されています。

 住宅内での洗礼されたデザインと機能性は、日本の木を使うことでエコロジーと考えることとは違うといわれています。日本には日本の和のデザインがあってこそ洗礼されたデザインがヨーロッパでは重要となります。日本のようにただ単にフローリングの部屋が多いのは、明治、大正、昭和、平成と日本の歴史から海外の真似の時代からも抜け出していないとヨーロッパの建築関係者はレベルの低い日本建築としてみている傾向があるようです。また、面白いことにヨーロッパの建築関係者やデザイナーは日本の和のデザインを洗礼されたデザインと受け止められており、多くの関係者が日本の国立図書館や知育へ学びに来ています。世界で活躍する建築家達もこぞって日本で勉強しているのは面白い傾向があるようです。学びは現代の建築知識ではなく日本の古き良き和の建築、デザインです。

 バウビオロギー建築が日本で根付かない理由の一つとして、壁面や床面、天井に使う木材が合板を多様していることから日本ハウスメーカの低価格の建築方法との違いがみることができないと思われます。また、合板を利用する問題点として廃棄のゴミの問題、焼却時のダイオキシンの問題や湿気の多い日本においてヒノキ材や無垢の木材に比べて耐久年数が極端に短いことがあげられます。日本の場合、軸組み工法の技術は世界トップクラスであることからバウビオロギーの考え方を合わせ、日本デザインを更に発展し、各専門家(職人)の合同による知識共有し、研究を行い、実践していくことがあれば世界トップの建築になるのではないだろうか。また、バウビオロギー建築をすべて真似をするのではなく日本の土地や環境に配慮することが重要であるとスイスバウビオロギー協会会長ボスコ氏は話しています。
お施主(住宅に住むご家族)の利益や健康、環境負荷について最優先に研究、開発、施工されているヨーロッパの建築からは20年遅れています。日本のバウビオロギー建築の場合の問題として専門的に勉強している人が少なく専門家(職人)が含まれることが少なく建築家の勉強の場という意味合いが強いことから日本に根付くことはすくないと思われます。

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