寄生したりアレルギーを起こす害虫 アレルゲン・・ダニ、その他害虫


ダニの種類

繁殖しやすい場所

その他の特徴

ヒョウヒダニ(チリダニ科)

室内塵、じゅうたん(多い)  

アレルギーの病気の主な原因

ミナミホコリダニ

室内塵

アレルギーなりうる ぜん息発症報告あり

ニキビダニ

人の皮膚に寄生

皮膚炎の原因

コナダニ

食品・畳につく

アレルギーになりうる(現在は加熱乾燥・当社加工により極端に無くすことができる。)

ツメダニ類

住居内

人を刺し、真夏に異常発生することあり

イエダニ・ワクモ

動物に寄生(ねずみ、野鳥)

人を刺し・吸血する

ヒゼンダニ

人の皮膚に寄生

疥癬症(かいせんしょう)を起こす

ニクダニ

食品につく

魚介類の乾物、ペットフードなどを好むアレルギーになりうる。

ノミ類(猫のみ)

宿主は猫(犬、その他獣)

湿疹 ノミの苦情は、ほとんどが猫のみ 

シラミ類(ヒトジラミ)

人間

湿疹アタマジラミが最近、学校、幼稚園等で頻繁発生

コガタアカイエカ

おもに水田、その他、水辺

日本脳炎激減したが、最近、農薬でも死ななくなった

トビゲラ類

人間が汚染させた河川や

アレルギーになりうる(ぜん息、鼻炎のアレルゲン)

ユスリカ

湖沼、排水溝、プール

アレルギーになりうる(ぜん息、アトピーのアレルゲン)

ゴキブリ

室内外とわず。

小児、成人ぜん息患者の10〜40%に特異抗体検査で陽性。噴霧式殺虫剤は要注意、人体に影響あり

その他種類  住宅内外害虫

ダニの繁殖条件は?

家屋内に生息するダニ(家屋内固有種)の繁殖条件は、種類によって条件が異なる迷入種と違い、すべて共通です。すなわち、温度20〜30℃、湿度60%以上(最適は60%〜80%)です。皆様を悩まされているダニの大きさは単体一匹の大きさは顕微鏡等でしか見えません。最近、殺ダニ剤・噴射式殺虫剤・防虫紙の使いすぎなどで、ダニが薬で死ななくなりつつあり、薬品に汚染されたダニの糞、死骸、塵などをアレルギー患者が吸い込み悪化することがあります。使いすぎに要注意!!

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