バウビオロギー建築によって建てられた住宅にて。
この住宅に住むアレルギーの子供さんを持つ奥さんが、壁面暖房について話してくれました。また、住宅を建てる以前に、内装・装備を選択できるのも入居者にとっては嬉しいものです。
 ライフスタイルや熱効率・家族構成などによっても、建築家や職人(専門家)と居住者の話し合いを何回も行なわれます。職人の意見によって様々な意見や最善策を出し合い進められる。日本のような建築士や施工業者のみが進めていくことはまったく無く、ヨーロッパ エコロジー バウビオロギー建築では職人の知識・技術は必要不可欠です。ボスコ氏は、職人が打ち合わせに参加しなければエコロジー建築、バウビオロギー住宅は建てられることは不可能と話していました。
日本職人の場合に、作業人的な職人ではなく、最低限度安全を念頭におき製作され、様々な知識や環境に対しての取り組みが遅れているのは問題外になります。
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エコロジー職人 植田より。
実際、この国の建築、農業や食品、エコロジーに取り組む国や市民、企業の姿勢を知るに従って、20年近くの遍歴の違いを感じされる。また、私のような考えのある職人は、珍しくなく一般的というより普通でした。この国の食品、農業に関しては、無農薬や自然農法は一般的で、日本のような農薬を使用し生産されること自体が異例と考えられています。また、価格も一般製品とほとんどかわらなく特別ではありません。スイスに行った時のお土産は、無農薬のチョコレートと無農薬ワインが安くてお勧めです。