バウビオロギー建築にって建てられた集合住宅に住む奥さんは、住宅を建てる前から関係者と協議を重ね、現在、住む感想と装備について説明できるほどになっていました。100年以上の耐久性ある住宅は大きな財産なので、一切業者任せにはしなく、契約社会により明確な性能表示、断熱、密閉、消費電力、省エネルギー効率、CO
2削減などがすべて数値化され、数値を達成することが施工主側の当然の義務となります。施工主は提示した性能が達成できなければ大問題に発展しますが、達成すれば高く評価されます。日本の建築坪単価とは大きな違いになる。
日本で流行している暖房装置に床暖房がありますが、現在のエコロジー建築では壁面暖房が主流です。バウビオロギーではあらゆる討論研究がなされ人体への影響を一番に考えます。その結果床暖房よりも暖房効率が良く、医師や職人(専門家)、建築家、各方面の研究者など人体への影響について協議の結果、壁面蓄熱暖房に移行していきました。流行を追う日本では、ここ近年は今だに床暖房が主流と言われています。 |