今、畳といえばと聞くと、何をイメージするのでしょう?
最近、テレビのCMなど、とかくダニや古いなどの悪いイメージがあるのをよく聞きますが、化学物質のない自然素材の畳が本当に危ないのでしょうか?
畳の歴史といえば、西暦700年ごろを中心に急成長しました。その原因については未明だが、その用途については王朝段階(平安時代)においても、ほとんど形が変わってなく、板敷きのユカに畳を敷き、それを敷物として、あるいは寝具として使っていました。
その畳が今、激減していると言われ、フローリングの部屋が増えているのに、アレルギー患者が約3人に1人の時代になってきました。
あと、数十年後には、2人に1人がアレルギー患者の時代になると言われ、病気で死亡する方の中でも、ガンで死亡する方が4人に1人になっています。また、居住空間の変化だけの問題ではなく、食生活、生活様式の変化もゆがめられない事実です。
人は環境化学物質の83%を肺(空気)から取り込み、食品は7%、飲料は8%に過ぎません。
特に近年建てられた住宅のお部屋の中で発生する揮発化学物質も大きな問題です。
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(ダニ・チャタテムシ・シバンムシ 写真)
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