国産 ヘンプ糸 を一から作る!いにしえの里より 伝統畳麻糸復元 柔道畳糸を作る長野 鬼無里

●鬼無里商工会(長野県)のお祭り& 鬼無里の畳糸復元イベント 2007年10月13日〜14日(晴れ)

 いにしえの時代から数々の伝説が伝えられている戸隠・鬼無里です。この鬼無里商工会のお祭りと伝統麻糸(ヘンプ糸)復元イベントに来ています。鬼無里では100%の家が伝統麻糸(ヘンプ糸)を作っていたほど伝統麻(ヘンプ)に繋がりがあった土地であり非常に裕福な地域でした。ヘンプ素材は農薬を散布せずに育つことからアメリカ・ヨーロッパでもエコロジー素材として認識され多く建築から装身具など利用が通常化しています。日本でも20代30代40代を中心にファッションにアクセサリー・衣類など装身具に注目が集まりブームとなっています。この日本伝統麻糸の復元は近代日本を築いた 柔道 嘉納治五郎師範の伝統柔道畳復元の為の麻糸に使用されます。頑張れにっぽん!世界に広がる世界柔道へ!応援お願いします。
鬼無里商工会ののどかなお祭り鬼無里商工会ののどかなお祭り
鬼無里商工会ののどかなお祭りです。大変な大賑わいとなりました。


伝統麻 信州麻プロジェクトいろは堂伝統麻(ヘンプ)の麻煮
この鬼無里の地域では日本屈指の幕府、大名、皇族の献上畳や神社、仏閣などで使われる有職畳の縦糸の伝統麻最高品質畳糸が作られ、生産量日本一を誇っていた地域です。伝統畳麻糸(ヘンプ)復元イベントを地元の方たちと一緒に開催しました。

       創作ヘンプ琉球畳
 沖縄ロハスフェスティバルで多くの最も多く訪れたブースの一つとなった創作ヘンプ琉球畳をここでも披露させていただきました。
ここでも多くの方の注目していただけことに嬉しく思います。

福島県昭和村の美人織姫さん達や麻かきを指導していただく地元の奥さん達伝統麻復元作業 ヘンプ糸

福島県昭和村の美人織姫さん達や麻かきを指導していただく地元の奥さん達です。今や日本でもこの伝統麻を作れる方もいなくなりつつありますが、非常に貴重な伝統麻復元作業となります。

ヘンプオガラ伝統麻(ヘンプ)の麻煮

↑麻のオガラです。お盆にお迎え火を焚くあのオガラです。通常売られているオガラは中国製ですが、これは正真正銘の日本産のヘンプオガラです。伝統麻(ヘンプ)の麻煮、麻はぎ作業です。

麻はぎ作業 ヘンプ麻はぎ作業 ヘンプ糸作り

こちらは麻かき作業です。小さなお子さんも楽しく伝統麻復元作業です。

ヘンプ糸 麻はぎヘンプ糸
伝統麻(ヘンプ糸)の麻かき作業は、地元の人も懐かしく楽しそうに見ておられました。

ヘンプの研究者でありヘンプ関係の著者でもある赤星氏からも神聖な素材として今でも神社仏閣に使われる本物の伝統麻(ヘンプ)は当然、畳にも使われておりました。現代では技術だけにとらわれるのではなく伝統麻(ヘンプ糸)を使った畳を作ることは非常に大切なことと話していました。形だけでなく伝統麻(ヘンプ)を使った本物の有職畳が使われることが必要という意思を持って今年で3年目と今回の伝統畳糸復元が続いていきます。今回の麻糸は2008年北京オリンピック 日本柔道応援ということで嘉納治五郎氏が上野にある栄昌寺の敷地に建てられた12畳の柔道場に使われたいた伝統柔道畳の復元に使われます。畳表に使う琉球いぐさ畳床(芯材)に使う稲藁などは農薬や除草剤一切散布しない栽培からエコロジーにも最大限配慮して作っています。


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