神社・仏閣・茶室の畳 天皇の座有職畳・神社・仏閣の畳


神仏・歴代天皇家の使われていた伝統的な神聖な座について取り組んでおります。
現代では、形だけになってしまい、素材の意味や精神的、神仏としての役割が忘れさられていることも多く、
こと畳でも製法や形だけのものになっているようです。

現在では、化学素材や化学的な処理を行われる畳が一般的です。そこで、伝統素材の意味を掘り下げ、
藺草や藁の栽培方法にもこだわり進めています。神仏で重要な要素である穢れのないものの意味を伝統に携わる職人
として研究を行っております。
日本古来よりおお麻は邪気を祓うのととして大切に使われていました。神仏としての繋がりも強く、あの皇軍警察の柔道場の
手製畳もおお麻糸で縫われていたことがわかりました。→伝統柔道畳復元プロジェクト
私どもとしては薬物的なことは一線を区して、伝統的、且つ、歴史と精神的に重要なことであると認識しております。
繧繝縁・天皇・拝敷き拝敷き・四天王。四天付き一畳台
        繧繝四方縁拝敷き      方位を司る四天王 四天つき拝敷き           大紋高麗縁一畳台

畳糸おおあさ糸 おおぬさ(神道)  現在、おお麻の繊維を使った畳は

ヘンプ・大麻・本麻糸・畳糸縦糸を大麻糸を使った畳表
  ヘンプの畳表縦糸、縫う糸    縦糸にヘンプを使った畳表    日本で復元されたおお麻、おおぬさ(神道)
神仏の畳には欠かせないおお麻繊維です。今回、特別ではなく通常に使用が出来るよう取り組んでいます。
畳糸
注連縄    
  注連縄(おお麻や藁)     鈴縄(おお麻や綿)   おおぬさ(おお麻・木綿)
おおぬさは白木の棒で作ったものは祓串(はらえぐし)とも言う。白い紙を使うことは近年から使われるようになった。

(おお麻=おおぬさともいわれますが、法具に使われるおお麻には様々なものに使われています。
古くからおおあさは霊力が強く、邪気や罪を祓うために使う神聖なものである。)

以前の畳表や畳の縫い糸を日本伝統おおぬさ(おお麻・ヘンプ)を使用していました。おおぬさは神社の注連縄や
神社の大きな鈴縄や、巫女が髪を結ぶ際にも麻が使われるように神社では麻が重要な役割を果たしている。
(現代では、その意味が忘れられていることも多く、ほぼ代用品に変わっているのも事実です。畳も同じことが言えます。)

神仏用の畳に使う糸など神聖なものに使われ悪を祓う力があるとされています。神社のお祓いで、神主が
の着物、振る大幣にはおおあさの繊維が使われています。現在では代替製品により伝統素材を軽視する傾向
があります。また、入手しにくい素材といえますが、神聖であるが上に本物素材でなければ意味がなくなって
しまうと考えられております。明治以前の歴代の天皇家の畳にも利用されてきた神聖な畳にもおおあさの
畳糸は大変、重要なものと考えられていました。現在、神社仏閣用の99.99%の畳ではこのおおあさを
使った畳はありませんが、弊社では日本国内問わず世界各国のネットワークにより取り扱いしております。
一般的にはお盆にお迎え火を焚くおおあさのオガラがおなじみです。弊社では薬事と伝統素材とを切り離し
て考えており、日本古来の神仏の精神世界の伝統文化を大事にしております。輸入の再も適切な通関検査
を受けております。また、国内においては国家ライセンスを取得し日本国・県の助成金を受けて伝統素材復元
したものであり非常に貴重な素材です。
麻、大麻草、ヘンプ、大麻、おおあさ、本麻、素材の定義はこちら。

●昨年、左官宮内庁御用指定業者によっておお麻スサを入れた伝統左官材を復元と同時に進化した左官材料を
完成させました。そのおお麻を入れた左官壁面材を宮内庁所管の建物で利用されています。畳では弊社が
取り組んでいます。
 日経Webサイト
ヘンプ畳べり、及び、オーガニック紅茶染めヘンプ畳縁 神社仏閣の畳ではおおぬさを使用したものはありません
が、麻素材を使ったものが出回るようになりました。ですが、化学染料で染めるものであることから邪気を祓う
神聖な素材としては意味がなくなってしまうことを知っておきましょう。できれば、草木染や天然染料で染めた
ものが好ましいと神社仏閣では考えられています。


※このページではあえておおあさ・ヘンプと紹介させて頂いております。
麻、大麻草、ヘンプ、大麻、おおあさ、本麻、素材の定義はこちら。
大麻・大麻草・大麻糸という表示はあえて変更させていただきました。
●おおあさの偽物も多く製品には証明書を発行しておりますのでお受け取り下さい。

●おおあさ素材をふんだんに使った弊社の畳は、日経Webサイト 人気コンテンツ世快逸秀にオーガニック匠
たたみ・ヘンプ畳が『世の快い絶品・秀でた物』として選ばれ紹介されています紹介サイト

←お盆のお迎え火、送り火にも使われるおおあさのオガラ

●おお麻糸(おおぬさ)を使用した畳素材・・・・畳表の縦糸(大麻糸)

                        ・・・・畳糸(畳の縫う糸)(大麻糸)

おおぬさの栽培には農薬を散布しない栽培したもの。

密教・法具・ドルジェ密教寺院ヒマラヤ山脈
私どもは素材を求めて世界中のネットワークにより直接輸入を行い本物の素材を入手しております。
特に密教の聖地ヒマラヤ地方には強い繋がりがありヘンプ素材や法具など本物を求めています。
また、ヒーラーの方には草木染ヒマラヤヘンプを織り込んだ瞑想禅マット・ヨガマット・ヒーリング畳コーナ
をご用意しております。

 稲藁 農薬、除草剤を散布しない栽培(日本国内)

畳の芯となる畳床には、1000年以上稲藁を使われてきました。私どもでは神聖な素材として農薬・除草剤を
散布しないお米栽培を自ら行い、天日乾燥し最低2年倉庫にて寝かしています。また、畳床に使う糸も
麻糸を使っております。単なる無農薬畳とうのではなく神聖な素材として取り組んでいます。
藺草 農薬、除草剤を散布しない契約栽培(日本国内)



畳表(ござ)の原材料である藺草・琉球藺草の栽培でも農薬・除草剤を散布しない自然農法に取り組み、
職人自ら草取りを行っています。単なる無農薬畳というのではなく神仏など神聖な場所に置かれる
ものだからこそ田に住む微生物や昆虫達と共に共存する栽培にこだわっています。
いぐさ畳表・琉球藺草畳表の縦糸は本麻であるおおあさを使っています。琉球藺草はいぐさ畳表より
耐久性が3倍近くありますので人が集まる待合室は人通りが多い場所では大変、有効です。
琉球藺草の栽培はこちら。

手織り畳表・手床(日本国内)

手織り畳表・手床(伝統の手縫い床)についてもお受けしております。

本麻を使った畳製品

●おお麻を使った多数製品をご用意しております。
麻、大麻草、ヘンプ、大麻、おおあさ、本麻、素材の定義はこちら。

@おお麻畳べり・オガラチップ(国産)を5kg入れた畳床(農薬・除草剤を散布しない稲藁栽培)

     
おお麻紅茶染め縁を使った畳      オガラチップ      オガラを5kg入れた畳床

Aおおぬさ糸を縦糸にした畳表(ござ) 藺草畳表・琉球畳表(農薬・除草剤を散布しないいぐさ・琉球藺草栽培)

縦糸が大麻糸 本麻のいぐさ畳表  縦糸がヘンプの琉球畳表
     いぐさ畳表              琉球畳表



B畳を作るときに使うおお麻の畳糸《職人が縫う畳糸》(農薬・除草剤を散布しないおおあさの栽培)

 ヘンプ・大麻・本麻糸・畳糸手撚り ヘンプ 大麻糸
       おお麻糸              おお麻糸           手撚り作業風景

伝統柔道畳復元 40年ぶりのおお麻畳糸復元

畳の縁(へり)・うんげん縁
  
雛人形のお雛様が敷物としている畳縁模様で、天皇・上皇・皇后などが用いるものとされました。
のちには皇族一般が用いるようになりました。また神仏像などでも用いられています。
大紋高麗縁
  
親王・摂政・関白・大臣などが用いるものでしたが、のちには三位以上の公卿までも用いるように
なりました。今日神社仏閣の座敷で目にすることがあります。
小紋高麗縁
  
公卿が用いるものでしたが、のち五位以上の殿上人一般が用いるようになりました。
七宝縁
  
清涼殿などの宮中殿舎で一部用いられたものです。

七宝縁


      繧繝縁         大紋高麗縁       小紋高麗縁      黄縁   黄縁   縁なし
令制 天皇・三后・東宮     親王・摂関・大臣    公卿           殿上人  地下   無位
近世 天皇・三后・親王・神仏  摂関・公卿        殿上人           諸太夫  無位   庶人 
現代 天皇・神仏         神仏            神仏                      一番人気

現代の縁なしは昔から首里、奄美、鹿児島、大分を中心に作られ丈夫で長持ち、ツルツルとした肌触りが評判だった琉球藺草を
使った琉球畳と半畳を交互に敷くデザインルームの出現で、和室の憧れ的な存在となる。

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