2007年度 無農薬稲藁畳床 あんしん畳の取り組み

農薬・除草剤を散布しないお米を作り、その自家製稲藁で畳製作。防ダニ研究も学会発表を行いました
今年は、農薬散布しないだけではなく、稲の生きる力を勉強させていただいております。

                         オーガニック匠たたみ® 製品案内

 無農薬畳はただ農薬や除草剤を散布しないものではいい物ができないことを学びました。

 昔の畳職という字は疉と田が三つです。職人としてお米作りは心になります。同じ品種のお米でも田んぼによっても同じお米や藁はできないものです。良い藁を育て、見抜いて、選び尽くすことが、選んで頂いたお客様へ最高のおもてなしをしたいと考えております。

 1年にたった50畳や70畳しかできませんが毎回、学びも多く楽しく取り組んでいます。ダニや害虫に関しても科学的に研究しております。シックハウスVOC/TVOC室内汚染物質を日本で初にて調べ、安全性日本一を実現しました。 

藁は土に放置しすると約3ヶ月で土に還ります。でも、一度畳職人が畳にすれば10年20年30年・・・と長生きします。気を入れて作るが目標です。そして、この畳をお使いになられますお客様、ご家族の皆様が元気になって頂きたいと願っております。

この畳は日経ウェブサイト(日経新聞社HP) 人気コンテンツ世快逸秀にオーガニック匠たたみが『世の快い絶品・秀でた物』として選ばれ紹介されています。
     日経ウェブサイト 紹介サイトはこちら。
畳を構成する重量比の約93%がこの畳床(芯材)ですので、畳の一番重要な部分です。
畳の表面(ゴザ)は数年で取り替えますが、この畳床(芯材)は何十年〜半世紀近くご使用できるよう取組まれています。
 市販される置き畳や上敷き、ゴザの耐久年数は約1年〜3年、安いといわれる通常の建材畳床の耐久年数は約18年ですが、この稲藁で作る畳床(畳芯材)は、条件が整えば約30年〜40年、50年以上の耐久年数を目指して作られます。また、使用後は土に還すこともでることから、皆様の暮らしからお子様の成長、健康を末永く見守っています。トータルコストパフォーマンス一番安い畳を目指しています。また、この畳の寿命永く待たす為にはなくてはならないものがあります。それは、栽培の一から熟知した私ども職人です。生き続ける限り、お客様だけの専属畳職人として末永く次世代のお子様までお付き合いをして頂ければ、大変、嬉しく思います。

 安全な畳作りには安全な稲藁は重要ですが、それと同時に大事なことがあります。稲藁の性質(水分量・実の入り方・丈の長さ・硬、軟質性、粘り、色合)によって畳の耐久性や使用中の不具合、ダニ、カビの発生など大きなポイントとなります。ですから、たとえ無農薬の藁があったとしても畳に適しているわけではありません。
 あんしん畳では、無農薬・減農薬・有機栽培だから安全とう謳い文句だけではなく、様々な情報を的確に入手・研究を行い安全な畳に取組んでいます。
 農薬を散布しない田んぼが増えれば何トンの農薬を散布しないことからも川や空気中、土中など環境に配慮されます。しかも、微生物や昆虫の生態系へも計り知れない影響があります。こうした地道な作業こそエコロジーでもあり、安心できる食品や素材は育て、作る段階から考えられています。

 日本はじめての農業法人として一般市民が出資しているグループは4軒の農家さんのリーダを中心に一般市民、建築家や市会議員、医療関係者、保母、学校の先生や生徒、ライター、多種多彩な多くの人が参加しています。また、市の助成金もでていることからもそれだけ沢山の厳しい目が光ります。その中で稲藁を育て畳床(芯材)を作っています。
安全な畳床(芯材)

私達に大切な藁を分けてください
自分の作った稲藁でご自分の畳を作りたい方もご連絡下さい。


2005年度畳床製の予約していただきました皆様に順次お作りしています。
これから予約される方へ。
現在、最終の稲藁回収作業が終了しましたので、2007年度オーガニック匠たたみの予約開始しております。
 あんしんの家づくりを予定されている方は、1年前からの予約をお勧めします。あなたのご家族だけのあんしん畳を大切に育て、お作りします。


 私達日本には畳があります。海外に行くと私達の畳をアート(芸術)として紹介されることが多いのです。そのことからも私は車でいえば職人たちが作るフェラーリ、日本でいえばTOYOTA・日産・ホンダ・スバル・マツダのような世界に知られる畳を育て、考え、作り続けていきたいと思っています。新たに更なる畳作りは2006年より2年越しの取り組みに乗り出しました。。。
無農薬の稲藁苗
2006年 2005年 2004年度
無農薬・減農薬 琉球畳 幻のお酒 2006年度
2007年7月に草取りに行きます ここで作られたお米で
無農薬のお酒です。
製品販売案内
オーガニック匠たたみ 世界のエコロジー建築で認められた
オーガニック匠たたみ®
お問い合わせ・ご予約・注文メール info@ansin-t.jp こちら。
2007年   (オーガニック匠たたみは農薬を散布しない栽培方法のお米作りから始めています。)
3月
昨年、取れた半分の藁を田んぼに還し田んぼの肥料にします。 今年も農薬、除草剤を使用しないお米作りに挑戦です。 肥料にも地元の土着菌を利用し、この田んぼに最適なものを作ります。
4月
種植え
準備
今年はいつもの年より遅く種植え準備です。 約トレー700枚と一枚としても手を抜けません。 トレーに土を載せて一晩水につけたお米を載せて、さらに土を載せます。 一枚一枚お米の載ったトレーを人海戦術で手渡しします。息が合わないと大変にななことになります。
5月
種植え
大切な発芽した苗箱をトラックに載せて田んぼに移します。 今年は冬、春と暖かい日が続いています。作業には良いですが。 人海戦術で丁寧にトレーを田んぼに移します。 トレーを並べたらネットを掛けて、鳥に食べられないようにしています。
6月
田植え
4週間
苗の根が張り、勢いの良いもの、悪いもの田んぼの中でも場所によってあります。 田おこしです。昔の畳職という字は疉と田が三つです。職人としてお米作りは心になります。 田んぼの脇は鍬でもおこします。 田植え作業です。
8月
10月
11月
12月
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