伝統と自然農法・住環境・無農薬 たたみ の取り組み |
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あんしん畳のネットワーク 有限会社健康畳植田
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1400年日本伝統はじめての畳シンポジウム |
主催 エコロジー職人 植田 昇 (有限会社 健康畳植田) |
1400年の日本伝統はじめてのシンポジウム開催。 現代のシックハウス問題・日本いぐさ農家減少に対して、様々な研究・提案がなされ2001年9月10日 神奈川土建プラザにて、全国の九州から青森の畳屋さん、畳業界、一般消費者、消費者センター関係者、環境技術センター、コープ神奈川、神奈川土建の方々が80名が集まり開催されました。以後、第2回を九州で開催し業界に一石を投じることができ、少しずつ変化が起こり歴史は動き出しています。 |
第1回横浜大会 80人参加者 |
第2回九州大会 いぐさ農家さんがボランティアで参加し、感動あるシンポジウムになりました。220名 | 住環境畳シンポジウム 代表 植田 昇 有限会社 健康畳植田 代表 |
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「健康住宅」が提唱される中、住宅の中での畳の存在意義と役割が、現在問われています。シックハウス、化学物質過敏症、アトピー性疾患等々、現在病とも言われるこれらの病気の原因の一つとして、「畳」が上げられることさえあります。国内いぐさ農家減少に伴い3年から5年で絶滅してしまうほど衰退しています。日本の農業・伝統・環境について様々な意見を出し合いたいと思います。 今回の「畳シンポジウム」開催の主旨は、日本の住まいの象徴とも言うべき畳を見直し、その機能を紹介すると同時に、「現代社会に求められるこれからの畳とは?」「現代生活に適合した 畳の正しいメンテナンスとは?」といった内容について、参加者がそれぞれの立場から、自由に討論するシンポジウムとして企画致しました。 |
シンポジウムを開催するにあたって |
1400年の歴史、自然素材を持つ畳業界としては、「安心・安全・伝統素材いぐさ」を考えるシンポジウムでは、初めてのシンポジウムでした。 |
完全有機・減農薬畳・無農薬野菜 |
12年6月25日 神奈川県ホッスメック クリニック 院長 医学博士 三好先生に安全な畳について私に無農薬畳製作企画提案がなされ、完全無農薬の有機肥料栽培野菜を販売している自然農法販売共同機構の社長さんを紹介され現地に行って来ました。 |
自然農法販売 | 有機栽培・無農薬栽培のみ販売され、社長さん 自ら農家さん、土地、環境を確認している。 自社の厳しい基準がある。 |
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自然農法販売共同機構の飯田社長さん | 紹介された完全無農薬栽培する農家さん 背景に畑と無農薬とうもろこし |
自然農法販売共同機構を見学して |
無農薬とよく聞くが、ただ農薬を使用しないと言うだけではなく、農薬を使用しないと育たない野菜を天災・害虫被害に強く 命力の高い野菜が育て上げることでした。
この栽培方法が、アレルギー疾患、病気を抱えておられる方々に力になればと社長さんが言われておりました。 販売している無農薬野菜は、季節ごとその四季にだけしか出来ない野菜であり、農家さんはとても苦労して 採算を度外して作られていました。この数ヵ月後、坂井米夫農家さんに出会うが、国産いぐさ農家は3年〜5年で全滅する方向となり、産地では農家自殺ロードなる街道までできるほど厳しい状況となっていました。衝撃を受けシンポジウム開催や日本いぐさ農家さん保護を全国活動へと進んで行きました。現在は、活動も少しずつ実り停滞状態です。この当時は誰1人日本いぐさ農家保護を訴える人はいなかったのは、日本の伝統としても大変悲しい事実でした。頑張れ!いぐさ農家!!頑張れ日本農家!!! |
国産減農薬・農薬不使用(無農薬)・減農薬イグサ表(ござ) |
減農薬いぐさ栽培(専属契約) | |
このたび、坂井農家さんは生産の98%提供していただくことにより当ネットワーク専属農家さんとなりました。坂井さんと共に、日本一の安全な畳を目指して行きます。 |
自然農法販売共同機構のネットワークで紹介と、医療の先生方、大学の紹介2つのルートで
安全なイグサを栽培されている国産農家さんを探すことになり、かなり四苦八苦して同じ農家さんに行き着き、 畳シンポジウムに講師として参加して頂きました。農家さん自身がこだわり、ゴザを織ります。 安全性を重視し、殺虫剤を無使用ゴザ製作中! 有機肥料 油かす、魚粉、米ぬか、 魚絞りかす、大豆の煮じる等を長時間熟成
日本の農業を大切にしたい!安心のいぐさ作りにあたって、 イグサゴザは、九州東海大学の自然農法の権威、片野教授と共同で環境保全型農薬技術研究会のもと、農薬殺虫剤を使用せず、 アビセやニンニク等を焼酎につけたものや、天然除虫菊、木酢液等を使用し、除草剤を半分まで抑えました。
無着色染土を基本としており有機栽培です。 60度の温度で長時間乾燥させ農薬残留を揮発させおり、農薬残留濃度試験では見検出でした。
また、完全無農薬栽培に向けて奮闘中です。
畳シンポジウムのパネラーで出席され「自然農法で作るイ草栽培」について話なされました。
国産いぐさ農家は減少しているのですが、このような素晴らしい農家さんと共に安心できる畳を一緒に作っていきたいと思います。20年以上前から無着色いぐさを作り続けていますが、当時は環境費配慮することで周りの農家さんからは変人扱いから、大変苦労していました。農家さん メッセージ (原文) (自然農法減農薬無着色いぐさ生産農家)
環境保全型農業技術研究会 いぐさ部会リーダー
科学が進歩して便利になり、物が溢れても、目に見えない化学物質による汚染は広がり安全性は失われつつあります。それは畳とて例外ではありません。
植田さんは畳表本来の快適性という機能の為には、安心して使えることが第一と考え、農薬を減らし、有機肥料で作ったイグサを、自然の土で染めた原草使い、天然繊維で織った、平安時代より6百年続いた自然循環できる畳を使いたいと、生産者の私達に声をかけ、一緒に試行錯誤しながら作ってきました。
国産の畳表が30%と減少する中、講演会などで積極的に安全な国産畳表の啓蒙活動を行われる植田さんは生産者の心強い見方であり、消費者にとっても安心して任せられます。
七島イ栽培農家さん メッセージ (原文) (琉球生産減農薬農家) 琉球畳表 縁なし国産減農薬表(七島イ)専属契約農家 |
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動画 |
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近年、私たちの生活を取り巻く環境はすさまじい速さで変化しています。化学の力で多くの便利さを受けています。しかし、この便利さが、本当に快適な生活環境につながっているのでしょうか? 農業においても、化学の力で効率の良い生産技術が確立され、自然をも操作するような時代となりつつあります。健康で自然な”土”から生み出されたものを利用し、そして、また”土”に戻す。私は、このリサイクルが一番であり、安全で安心できるものを生産する農号だと考えています。 植田さんは、日本の畳文化をじっくりと見つめ直し、安全で快適な住環境を取り戻をうと取組んでおられます。各地での講演会やセミナーを通じて、畳のよさをアピールするとともに畳屋さんとして自ら理想とする畳を消費者の皆さんに届けています。大自然の中に身をおいた時にも誰もが感じる安らぎを植田さんは、”畳”を通じて追い求めているのだと思います。 私も化学物質の使用をできる限り減らした、自然に近い生産サイクルの中で、育てた”七島い”で琉球畳を作り、植田さんの目指す安全で快適な畳を皆さんに届けできますように取り組んで行きたいと思います。 |
2004年度 無農薬稲藁畳床2004年度 無農薬稲藁畳床 |
本当の無農薬畳を求めて生産者グループと共に取り組みました。 |
稲藁を重ねて畳床に縫っている機械
(接着剤やタッカー・釘などを使用しません)雨ざらしを避け乾燥を促す為にも倉庫へ移動し寝かしました。その後、畳床製造場所へ自ら稲藁を運びました。
2005年度 無農薬作りは上の写真をクリックして下さい。 都心から1時間数十分の山間部に位置するこの場所ですが、町並みから一歩踏み入れるとそこは別世界でした。 畑の真横の水源は上流に位置しており、無農薬米栽培には絶好の地として驚きました。
2006年度 無農薬作りは上の写真をクリックして下さい。
神奈川県の山間上流(生産者希望より生産地の公表を避けます。)に位置する地で、生産グループの自分達が食する安全な無農薬米を作り、その稲藁で無農薬畳床を作って欲しいと依頼があり実現しました。また、収穫された稲藁は何年寝かせても畳にした時の害虫問題は解消されませんので自社加熱処理、その他独自の処理を施しました。 2005年度(2004年10月収穫)農薬を使用しない稲藁畳は更に進化します。現在進行中です。 無農薬稲藁の苗を手にして。 オーガニック無農薬・減農薬畳 若返る畳ブランド オリジナル開発製品
無農薬畳床製造時の風景 |
オーガニック無農薬・減農薬畳 若返る畳ブランド オリジナル開発製品 |
無農薬畳を制作するにあたって、 | |
今回実現した無農薬畳床は、販売の為に数百種類の農薬より数種類の残留農薬証明を取得したとしても、残念ながら畳床製作の安全証明にはならないと実感しました。 様々な関係者の協力があり、ここに無農薬畳床を製作することができました。 その他、九州でも取組んでいますが、生産量が多くありません。 |
「若返る畳」製品は、この畳で若返るものではありませんが、「若返る畳」で健康的な空間を演出し、心豊かな生活をして頂く為にエコロジー職人 植田が企画・開発しました。
アメリカシアトル シュタイナー・スクール 伝統文化授業 |
2004年5月4日スイス、ドイツ訪問。バウビオロギー協会・シュタイナーハウス訪問の詳細はこちらをクリック 2005年5月10日ZUGシュタイナーハウスで公演他スケジュールはこちらをクリック。
日時 : 現地時間 10月4日 12時半より1時間10分
場所 : アメリカ シアトル シアトルウォルドーフ学校(シュタイナースクール)
授業 : エコロジー職人 植田 昇 ・ 三尾 秀紀
内容 : 6年生を対象とする日本文化、歴史、畳などの授業
日本から来た環境に取り組むエコロジー職人として紹介される。
(6年生の生徒は1クラス24人のみ)
シュタイナー教育
SWSの教育理念は、オーストリアの思想家Rudolf Steiner(1861−1925)が考案した、いわゆる「シュタイナー教育」が柱となっています。これは知識よりも子供の個性を伸ばすことに重点を置き、芸術や心の育成を中心に据えた教育法です。Steinerは1919年、最初のWaldorf Schoolをドイツ・シュツットガルトに設立。以後ヨーロッパ各国で支持を集め、1928年にはニューヨークで北米第1号のWaldorf Schoolが開校しました。また日本をはじめ世界各国にも着々と浸透しています。
シアトルウォルドーフ学校
シアトルウォルドーフ学校は1980 年設立されました。
シアトル市中心部から北へ車でおよそ15分の閑静な一角にあるSWSは、1〜8年生まで各学年1クラスずつが設置され、全校生徒はおよそ200人。校舎の目と鼻の先には、付属幼稚園の建物も見えます。
シアトルウォルフ学校の講師 平田由美子先生、平田直樹先生、エコロジー建築家 三尾秀紀、エコロジー職人 植田 昇 植田 によって日本伝統文化、畳、いぐさ、職人などを紹介した。 |
シアトルウォルフ学校 校長先生へ、オーガニックいぐさ製品を寄与しました。 | 生徒さんに、実際にオーガニックミニ畳製作を体験してもらい、おどろきと歓声が上がった |
ご主人自ら料理の腕前を披露。 | シュタイナー学校を建築した建築家のお宅で先生家族とホームパーティに呼ばれました。 | シュタイナー学校に隣接されているシュタイナーの幼稚園も訪問しました。 |
スイス シュタイナーハウス | バウビオロギー協会 | ズークシュタイナーハウス |
アメリカシアトル シュタイナー学校へ訪問して、 |
私どもの様々な環境への取り組みが、アメリカシアトルシュタイナー学校に受け入れられたことは、日本職人・日本建築にとって始めての活動になりました。また、日本の伝統を重んじていただき、暖かく迎えていただいたことは、関係者らに感謝するばかりです。 |
アメリカシアトルホームショー |
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シアトルホームショー | 環境団体のmainstream green ブースで意見交換。 |
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市内の環境配慮製品を扱う建材屋 | 環境に対しても合理的な考えは、 参考になりました。先生も同行しました。 |
アメリカシアトルに行って、 |
アメリカシアトルでは、大リーグシアトルマリナーズのイチロウさんなどの大活躍もあり、現地ではチョッとした日本ブームでした。そのこともあり、様々な場所で意見交換を行い日本文化として受け入れられ、各場所にて敬意を払っていただいたことは、感謝すると同時に自信を持ったアメリカシアトル滞在でした。 |
あんしん畳のネットワーク 有限会社健康畳植田 お問い合わせ 電話番号 045−301−1815 FAX 045−304−3226 返信メールが届かない場合は、PC不調の場合がありますので、お手数ですが電話又はファックスでご連絡をお願いします |