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◎結露増加とカビ量は比例します。
◎ アレルギーの環境整備において、畳を無くしても、室内のほこり、カビ、ダニを無くそうと空気清浄機や掃除機を使って掃除をしても、あとから次々生えてくるカビを減少させなければ、根本的な部分が分かっていないと効果はありません。(住環境のダニ量はこの20〜30年で3倍近く)
◎ 部屋の結露によるカビは目に見えるとは限りません、昔のような単純な表面結露は少なくなりつつあるが、反対に内部結露(断熱材の結露が多い)が増えています。結露が増えれば必ずカビは比例して増えます。それによりカビを食するダニが多くなったのです。
効果は無いわけではありませんが、仕方によっては逆効果に成ってしまいます。部屋じゅうの窓を全開にし場合、本当に風は入れ替わるのか?テレビあるある大辞典によると、一方の窓を15cm開け相対する側の窓を15cm開けると全開に窓を開けた時の入れ替わり実験をしていましたが、明かに15cm開けた方が空気の入れ替え効率が良いようです。ビルとビルとの間を風が吹き抜けるのと同じです。また、梅雨の時期や雨の多い日は逆に換気しない方が良いでしょう、その際、エアコン、除湿機利用しフイルターは掃除し、年に一度は専門業者か自分で市販のキットでエアコンの中のファンを掃除しましょう。地下室型は換気すればするほど湿気ますので注意してください。
建物の中で、壁が湿ったり、カビが生えてきたりして困惑する。こうしたことから、この建物は欠陥住宅と考えてしまいがちだが、結露は、断熱と換気と住まい方(住まいの使い方)の三つのバランスをとらないと発生します。例えば、夫婦二人だけのときは結露しなかった住宅が、赤ん坊が生まれて三人なった冬に突然発生したといった話や、建具が古く汚くなったので、アルミサッシュにした途端に結露が発生し始めたなどといったことが起こる。前者は水蒸気の発生が多くなったためであり、後者は機密性が良くなったために、水蒸気の外気への琲出が困難になり、室内の湿度が高くなったためである。ほとんどの方が自分自身の水蒸気を気にする方は少ないのではないでしょうか、ある共稼ぎのお宅で結露が発生しカビが出て困っている家があり、住んでいる人自体が室内の水蒸気の原因のひとつとは考えていないようで、カビ、ダニも、まさか自分に付着し自宅で繁殖するとは思いも寄らないようです。
安静時(椅子座)成人1当たりの発熱量・水蒸気量
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調理による水蒸気発生量 (建築計画言論)
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データ参考 健康住宅推進協議会
空気中には必ず水蒸気が含まれており、その含み得る最大水蒸気量(飽和水蒸気量)は気温によって定まる。1立方メートル中に含まれる水蒸気量を容積絶対湿度という。
ある空気中でやかんなどで水蒸気を連続して発生した場合、その気温に対する飽和水蒸気量までは空気中に水蒸気というかたちで存在できるが、それを超えた分は水蒸気として存在することができず、水滴となってしまう。これを結露という。
また、飽和水蒸気量に至ってない空気は温度が降下すると、水蒸気を含みきれなくなって水滴になる。そのときの温度を露点という。いま、このプロセスを説明すると、ある温度の空気が温度降下につれて徐々に相対湿度が上昇し、やがて100%になり露点に達する。それ以降は霧(結露)に入り空気という型で水滴になる。温度が下がるほど多量の水滴が発生することがわかる。
3つのバランス
結露防止の三本柱 |
断 熱 |
換 気 |
住まい方 |
簡単に結露をとめるといっても、家それぞれの建て方や、断熱工法、地質、建物自体の換気などの違いによって異なり、残念ながら一概にこれと決まった一つの方法はありません。アレルギー患者のための(内部結露を含む)結露を無くすためには、一軒一軒、測定(測定できる業者を選んでください)、カウンセリングをし、それにあった結露対策工事をして、改善するしかなく、また、いくら断熱、換気をしても住まい方(住まいの使い方)が悪ければ結露はなくなりません。住まい方で結露の発生はおおきく異なります。そこで、具体的に結露を防ぐうえからも住まい方のポイントを書き出しました。
発生した水蒸気を外気へ排出すること、それもできるだけ発生源の近くで行ない、お湯を沸かしたり、煮炊きするときは必ず換気扇を回す習慣をつけてください。日本人は一般に、煙や臭いの出る調理の際には換気扇を回しますが、お湯を沸かすときは回さない人が多いのです。
和室は、フローリングと違い、空気の浄化作用、吸放湿素材のタタミがあります。そこで、洗濯物を干したり、電気湯沸しポット、炊飯器、じゅうたん、上敷き引くのは絶対避けてください。また、加湿器の過剰使用しないで60%未満にして使用して下さい。最近の和室でも、壁をクロス張り(日本のクロスの素材は90%近くがビニール・プラスティックです。)であり、天井はプリント合板なので呼吸する素材がタタミだけなのです。(じゅうたんは、タタミの4倍ダニが着くことがありますので絶対に、畳の上に敷かない事。)
暖房している部屋は20〜25℃快適ですが、結露を考えたら相対湿度55%以下にするよう心がけ、温湿度計を目につく所に置き、見る習慣をつけましょう。
タンス、家具の結露、カビ対策は、空気が裏側まで回る工夫して下さい。北側、東、西側の壁に沿って家具を置くときは、タンスの裏側5cm位あけ、密着させないこと。タンス家具の下にすの子(素材はヒバ、ヒノキ、桐が良く、人によって香りが合わない事があるので注意が必要)を敷いて、空気が動けるようにします。そうすると、室内の暖かい空気がタンスの裏側に入り、下から室内に戻るという対流が起き、ダンスの裏側の湿度を上げない工夫です。
洗濯物をやむおえず家の中で干す場合は、少なくとも和室では絶対に避け、できるだけお風呂場で干すようにし、その際、換気装置、除湿機を使うなど、乾燥させて下さい。最近ではメーカーで、お風呂暖房装置の除湿機能がついたものがあります。また、冬の部屋で洗濯物を干した場合乾燥を速めようと、灯油ストーブ、ガスストーブ、ポータブル灯油ファンヒータを使いますと、そのもの単体で水蒸気を発生しますので洗濯と合わせて湿度増加し結露します(1日の一般家庭が普通に生活するだけで、約8リットルの水蒸気を出します)。アレルギー患者のお宅はオイルヒータータイプかFF方式暖房を使用し、温度むらを無くすため扇風機などを使用しましょう。
最も結露の被害を受けやすいのは、共稼ぎの家庭であり、朝食に発生した水蒸気を閉じ込めたまま、締め切って外出し、夜になって帰宅後、また炊事などで水蒸気を発生させて就寝してしまい、この生活形式が繰り返えされて結露増加してしまいます。昼間、窓を閉め建物を密閉してしまう場合は、換気ファンを回すとか、除湿機、エアコンの除湿をしておくか、帰宅したら、各部屋の窓を10分位あけて、外気を入れるようにしましょう。
(実 例)
ある一軒家の共稼ぎのお宅で、一階北側の部屋が結露の発生、壁面にカビが出て子供さんが入院して大変困っていました。そこで私どもが測定、カウンセリングしたところ、床下の湿度が80%以上あり床下からの水蒸気が部屋に侵入し部屋の湿度が上昇するとともに、壁面の表面温度がとても低く表面結露だけでなく断熱部の内部結露が発生し断熱効果を下げ、断熱内部がカビの巣に成ってると予想され、また、この家の掃除機はフィルター部にミクロの塵を止められない掃除機で掃除をしたため、排気部からカビを撒き散らせてしまい、壁面のカビの付着、増加促進させてしまったようです。アレルギー患者がいる家庭での掃除機は、フィルター部がミクロの塵(カビの胞子、ダニ)を止められるのを選ぶか、排気の出ないタイプを選んでください。集塵機を買うのはその後だと思います。
暖房温度をを高くすると、外気との温度差がより大きくなって結露しやすいと考える方がいますが、これは間違えです。外気との温度差が大きくなっても、室内の相対湿度が低くなることのほうが結露防止になり、室内外の温度差よりも室内の上下(天井・床板付近)温度差の方が結露しやすく、暖房機を使う際は扇風機などで温度むらを無くしましょう。また、部屋隅部(角)は他の壁面より温度が低く他の壁よりも結露しやすいようです。
窓の結露は、複層ガラス(2重サッシ、3重サッシ)が効果があります。実際に行なっていた賃貸の部屋では、サッシ交換など出来ない時に、結露防止用のサランラップの大きい物でサッシの内側から張って簡易的な複層ガラスをして、効果をあげたということです。ちなみに、エアーキャップは、はがれてしまい、効果が少ないようです。その後、扇風機で部屋の空気の温度差を無くしてもらうようにしました。
床下の湿度が高く、タタミと床下の結露が多くカビの発生がひどい場合は床下断熱をすると床下から水蒸気が上がりにくく、タタミと床板の温度差も少なくなるため結露しなくなります。その際、燃焼時の汚染の無い信頼ある調湿炭や湿度センサー付き換気装置を同時に設置して下さい。また、床板もカビを発生しにくくする為にも、薬剤処理をしない無垢板・杉板等を選択して下さい。(その為、白蟻消毒の液剤散布は慎重に考えなければなりません。)
昔の木造住宅の自然換気は(窓の閉めた状態でのすきま風)は、1時間に3回で、以前の換気のできない高断熱、高気密住宅では、0,25回(健康住宅推進協議会デ−タ)の換気となり、もはや、自然に空気の入れ替えは困難となり、一日中24時間1時間ごとの換気や共稼ぎの方などは不可能です、そこで、最近は換気を機械式の、第1種換気工法の熱交換方式で部屋の空気を強制的に入れ替えができ、部屋の温度を下げずに換気できます。最新型では湿度を減少させることができ、その換気装置は家を建てた後でも設置可能ですので検討してください。和室は特に自然素材のタタミがありますからその特性を引き出すために、フローリング部屋よりも換気装置は必要です。
2003年7月1日建築基準法改正になりました。新しく建てる住宅は、ホルムアルデヒド・クロロピリホス(シロアリ駆除剤)を含む建材の規制を行い、クロロピリホスは使用禁止・ホルムアルデヒドの発散量をスター4★で表示されます。また、規制対象外建材や家具や人間が持ち込む化学製品などの対策として、換気装置が義務ずけられました。これは、あくまで新築や建築確認を受けるリフォームに限ってであり、一般的なりフォーム及び古い住宅は現段階では関係ありません。海沿いや湿気の多い季節・地方では、24時間換気は、室内より室外が湿気た場合に湿った空気が室内に入ることにより、室内湿気上昇・カビ・細菌・結露発生の問題が起きる可能性が出てきました。
また、換気装置のダクト・フィルターのカビ発生にも注目する必要があり、地域やライフスタイルや住まい方によって住宅を建てなければならないことなのかもしれません。
新しい法も長所短所があるのでしょう。応援、ご意見・アドバイスがありましたら、こちらメールで。
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食品レベルではなくていけど、安くて、でも、あんしんの畳が欲しい。 アウトレット畳 アウトレット畳表替え 食品レベルではなくていけど、琉球畳が欲しい。 アウトレット琉球畳 アウトレット琉球畳表替え
エ コ ロ ジ | 職 人 の コ メ ン ト |
日々の暮らしから住宅内全体アレルゲンとする原因物質・ストレスを少なくすることに心掛けることが基礎となります。 住宅内の環境として、共稼ぎで部屋を締め切りがちなのか?室内の湿気の多い部屋なのか?、ペットと一緒に部屋で暮しているのか?、部屋内の換気量は足りているのか?、床板は合板なのか?無垢材なのか?など数多くの条件によって、畳の素材選びも違ってきます。畳の場合も住環境の場合も同じことになりますが、生活する人間に負荷を与えにくい安全性の証明されている自然素材を選ぶのは基本です。永年使用される物や建材に含まれる化学物質や農薬の揮発・空気汚染したり、アレルギーを要因するダニや害虫・カビ・細菌が増殖しにくい物を選ぶことが必要です。また、防虫対策でも、農薬・フェンチオン・ナフタリン・パラジクロベンゼン・ホウ酸・揮発性薬剤(自然素材も含まれる)・その他など使用されていないものを選びましょう。また、畳製造する企業や畳業者も片手間に環境配慮した畳を作るのではなく、専門に制作しているところを選択することは製造上他の製品など薬剤・害虫汚染など考えると不可欠です。また、粗悪な床材や木材も多量な薫煙剤・防腐剤・化学接着剤等使用されていることから、いがいに見逃しがちです。 環境整備として、自然素材が湿気やカビ・細菌に弱いからといって化学素材を選択するということや化学物質を絶対に使用しないという考え方が様々あると思います。基本的に人間に近い自然素材・建材を永く使用して、どれだけ生かせるか?安全に保たれる住宅環境を作り上げるかが重要です。従って人間に負荷を与えない住宅環境の保持が、有効な環境整備に繋がります。 日々皆さんが暮している周囲の環境汚染を考えると、出来るだけ使用済みのものが廃棄物ではなく、最低限度再利用できるものや土壌汚染しないものを選んでいただけると良いでしょう。 また、安全性の考えられていない安い畳は、購入する時には安くても、住まわれる人が病気になったり、病気が悪化したり、冷暖房費の光熱費がかかっては、まったく意味がありません。 今後廃棄物の法律も厳しくなり、廃棄料金が購入金額より高くなることが予想されますので、それに沿った畳作りをしています。 |
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