昔の木造住宅の自然換気は(窓の閉めた状態でのすきま風)は、1時間に3回で、以前の換気のできない高断熱、高気密住宅では、0,25回(健康住宅推進協議会デ−タ)の換気となり、もはや、自然に空気の入れ替えは困難となり、一日中24時間1時間ごとの換気や共稼ぎの方などは不可能です、そこで、最近は換気を機械式の、第1種換気工法の熱交換方式で部屋の空気を強制的に入れ替えができ、部屋の温度を下げずに換気できます。最新型では湿度を減少させることができ、その換気装置は家を建てた後でも設置可能ですので検討してください。和室は特に自然素材のタタミがありますからその特性を引き出すために、フローリング部屋よりも換気装置は必要です。
2003年7月1日建築基準法改正(シックハウス関連法案)になりました。新しく建てる住宅は、ホルムアルデヒド・クロロピリホス(シロアリ駆除剤)を含む建材の規制を行い、クロロピリホスは使用禁止・ホルムアルデヒドの発散量をスター4★で表示されます。また、規制対象外建材や家具や人間が持ち込む化学製品などの対策として、換気装置が義務ずけられました。これは、あくまで新築や建築確認を受けるリフォームに限ってであり、一般的なりフォーム及び古い住宅は現段階では関係ありません。海沿いや湿気の多い季節・地方では、24時間換気は、室内より室外が湿気た場合に湿った空気が室内に入ることにより、室内湿気上昇・カビ・細菌・結露発生の問題が起きる可能性が出てきました。
また、換気装置のダクト・フィルターのカビ発生にも注目する必要があり、地域やライフスタイルや住まい方によって住宅を建てなければならないことなのかもしれません。
新しい法も長所短所があるのでしょう。
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